もう一つのCPS

オズボーンのCPSは、creative problem solvingです。
でも日本ではもう一つのCPSのほうが有名かもしれません。

IBM社が開発した　Customer Planning Session　です。
顧客の問題点やニーズを明らかにするために開発された手法で、
コンサルタント業界・IT業界では広く利用されています。

手順は以下の通りです。
①テーマ設定
②顧客からアンケート収集
③コンサルタントと顧客のセッション
　１アンケートの読み上げと分類
　２整理・分析（全体像の把握・優先順位付け）
　３解決策の作成と実行順位の決定
④解決策の実行

基本的に顧客に主体的に計画を立ててもらうことを目標にするものです。

コンサルティングマニュアルに近いものですので、
企業内で簡単に導入できるものではないのですが、
この中で私が需要だと思うポイントが二つあります。

それはアンケート収集（事前の調査）と課題の優先順位付けです。
これらのことはどんな問題解決にも取り入れるべきステップです。

改善について検討するときは、ぜひこの二つのステップを取り入れてください。