性悪説とSL理論

相談者の方から、従業員に関する悩みで、「期待通りに従業員が動かない」というお悩みをよく聞きます。

その場合によく「性悪説」というのをご説明させていただきます。
人事組織論において、人間は生来の働き者であるという説が性善説で、
反対に怠け者だとする説を性悪説といいます。

経営者の方はご自分が働き者である方が多く、「性善説」を当然のように考えてしまいがちですが、
人事教育の観点からみれば、「性悪説」を基本に考えてルールや指導方法を検討することが重要です。

SL理論においても、「性悪説」が根底にあり、初期の段階では手取り足取りの指導が重要であると考えます。
従業員が成長すれば、指示待ち社員を脱却し、自分で考え行動できる社員になるはずです。
そのためにも、段階的な教育計画が大変重要になるのです。

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